福士蒼汰×松本まりか、映画『湖の女たち』特報解禁 身も心もむき出しの難役に挑んだすごみ
俳優の福士蒼汰と松本まりかがダブル主演する映画『湖の女たち』(5月17日公開)の特報映像(30秒)が解禁となった。すごみのある声で詰め寄る福士や裸で声を絞り出すように謝る松本など、身も心もむき出しにさらけ出す難役に挑んだ2人の熱演ぶりを目撃する映像となっている。 【動画】映画『湖の女たち』濃密でスリリングな特報 同映画は、吉田修一による“現代の黙示録”とも言うべき同名小説を、『日日是好日』、『星の子』、『MOTHER マザー』の大森立嗣監督が自ら脚本を手がけて映画化。介護施設での殺害事件を発端に、想像もつかない方向へとうねり出すヒューマン・ミステリー。 今回解禁となった30秒の特報映像では、若手刑事の濱中圭介(福士)が介護士の豊田佳代(松本)を冷たい視線で見下ろすシーンから始まる。「湖でなにやってたん」と、すごみのある声で詰め寄る圭介に、何も言えずにうつむく佳代。2人は、支配する者と支配される者の危うい関係を深めていく。また、「機械は故障してへんの。故障したのは人間なんよ」とただならぬ凄みで問い詰めるのは、圭介の先輩刑事、伊佐美(浅野忠信)だ。 「こんな女になってしまって、ごめんなさい」と、裸で声を絞り出すように謝る佳代。暗闇で自らを破滅へと追いやるかのように密会を重ねるふたりが描かれる。「あの日以来、私は一度も美しいものを見てないわ」とつぶやく初老の女性・松江(三田佳子)が見たものとはなんなのか。後戻りできない欲望に目覚めてしまった、刑事の男と容疑者の女の行方が気になる特報となっている。