福島―沖縄便再開へ機運高める 28日まで「うつくしま・ちゅらしま交流フェスティバル」 福島空港ビル
福島、沖縄両県の文化や伝統芸能を紹介する「うつくしま・ちゅらしま交流フェスティバル」は27日、福島空港ビルで開幕した。 両県による2003(平成15)年の「うつくしま・ちゅらしま交流宣言」から20周年を機に、交流拡大を図ろうと県が初めて催した。28日に同空港で開かれる「うつくしま・ちゅらしま交流・福島空港利用促進連絡会」と合わせ、沖縄定期便の再開に向けた機運の醸成につなげる。 坂本桂一県空港交流課長が「沖縄の魅力を感じ、福島空港からのチャーター便や乗り継ぎで実際に足を運んでほしい」とあいさつ。シンガー・ソングライターの普天間かおりさん(沖縄県出身)が「てぃんさぐぬ花」や「守りたいもの」などを歌い上げた。一部は会場とラジオ福島、ラジオ沖縄を中継で結んだ。 那覇市出身の舞踊パフォーマンスユニット「赤嶺姉妹」が琉球舞踊を披露した。写真家野口勝宏さんの作品を基に、本県の四季の美しさを発信する企画やフラステージも催された。
最終日となる28日の登場団体などは次の通り。 ▽午前10時=オープニング▽同10時15分=ウルトラヒーロー撮影会▽同11時30分=じゃんがら念仏踊り▽午後1時30分=石嶺聡子▽同2時=エイサー&じゃんがら念仏踊り紹介▽同2時15分=創作エイサー団体「昇龍祭太鼓」▽同3時=ウルトラヒーロー撮影会