ケラモフ、浜崎朱加ら5選手が欠場。摩嶋一整は“足関十段”今成正和と対戦【RIZIN】
RIZINが2月16日、配信で「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」(2月24日、佐賀・SAGAアリーナ)大会に関する会見を行った。 参戦が発表されていた前RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)、前RIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加(AACC)らの欠場が発表された。 ケラモフは昨年7月の「超RIZIN.2」で行われた王座決定戦で朝倉未来を破り、王座を獲得。しかし11月に地元アゼルバイジャンで行われた初防衛戦で鈴木千裕に敗れ王座陥落。今回はそこからの再起戦で摩嶋一整(毛利道場)と対戦の予定だった。ケラモフに代わり“足関十段”の異名を持つ今成正和(今成柔術)が摩嶋と対戦する。
ケラモフについてはこのウクライナ大会の際に起こった「フーリガン行為(暴力的行為など)」でトフィック・ムサエフ、メイマン・マメドフらとともに逮捕されたことが現地のメディアで報じられ、その動向に注目が集まっていた。 榊原信行CEOによると「昨年のアゼルバイジャン大会の公開計量の際にケラモフを含め、チームのメンバーがトラブルに巻き込まれた。一時拘留されていたものの、そのトラブル相手とは和解が成立した。しかしアゼルバイジャン当局の最終的な手続きが完了するまで出国は認めないというのが政府の結論となった」という。 またケラモフのチームメイトでもあるトゥラル・ラギモフ(アゼルバイジャン/Olympia fight club)も同じ理由で欠場に。ラギモフは田中半蔵(FUN’S)と対戦予定で、代替選手としてアラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル/ボンサイ柔術)がスタンバイしたのだが、田中が右ふくらはぎの肉離れで全治4週間となったため、この試合は中止となった。
浜崎は2022年9月のパク・シウ戦以来、1年5カ月ぶりの再起戦でクレア・ロペス(フランス/Great Britain Top Team)と対戦の予定だった。浜崎に代わり現DEEPミクロ級王者で前DEEP JEWELSアトム級王者の大島沙緒里(AACC)がロペスと対戦する。 浜崎は練習中に左尺骨骨幹部骨折のケガを負い全治5カ月の診断が下されたことから試合出場がが不可能となった。浜崎は前戦となったパク・シウ戦で試合中に左腕を骨折している。 またオープニングマッチに出場予定だった持田哲平(MMA Rangers Gym)がケガのため欠場。代わりに堺龍平(MMA RANGERS GYM)が出場する。