ドージャ・キャット、兄に歯をへし折られる? 母が接近禁止命令を申請
今年のコーチェラ野外フェスティバルのヘッドライナーに決まり、注目を集めているドージャ・キャット。兄から暴力行為を受けた可能性が浮上している。新聞「ニューヨークポスト」が報じている。
発覚のきっかけになったのは問題になっている兄ラマンとドージャの母であるデボラが接近禁止命令を申請したこと。デボラは申請書類で「ラマンはドージャの歯をへし折った」と主張、ドージャは彼の身体的な暴力のせいで「切り傷や打撲傷を負っている」としている。また暴言など言葉による虐待もあったとし、ラマンがドージャに近づかないように接近禁止命令を求めている。
デボラはラマンがドージャの所有物を盗む、破壊するなどの行動もあったと申請書類に記載。デボラもこの数年で数回、ラマンからの暴力を受けたと主張している。1月初めにも被害に遭ったという。
デボラは2017年にラマンに対する接近禁止命令を要求、認められている。しかしすでに期限が切れていること、ドージャは保護対象になっていなかったことから改めて申請した。エンタメサイト「TMZ」によると判事はラマンに対する永久的な接近禁止令が出されるまでの措置として、一時的な禁止令を出している。しかし保護対象になっているのはデボラだけ。同サイトによるとドージャ自身が申請しなくては、彼女を保護する接近禁止命令は得られない。
デボラは「ドージャは身の危険を感じ、心に傷を負っている」と書いているが、ドージャ自身はこの報道に何もコメントしていない。SNSもコーチェラ野外フェスティバルのヘッドライナーに抜擢されたことを報告しているだけで通常通りである。彼女自身も何か動きを見せるのか、続報を待ちたい。