4回にダルビッシュは追加点をもらう。一死からモアランドが5号ソロ。4－0とリードを開き、5回は重要なイニングになったが、先頭のセルベリに高く浮いたボールをライトへ運ばれ、つっこんできたライトのマザラが、なんとかグラブに当てたが、ヒットとなった。続くジョイスは左飛。続くマーサーの打席で二盗を許して、マーサーは三振にとったが、ラストバッターのフィゲロアに、セカンドの横をゴロで破られるタイムリーを許して1点を失った。 　当面は球数を90球をメドに限定されているため、81球を投げたダルビッシュは、この回限りで、勝利投手の権利を持ったまま降板した。 　6回からバトンを受けたのは、昨年までヤクルトで守護神だったバーネット。一死からヒットとエラーの走者を出し、二死二、三塁から、セルベリを三振に打ち取り得点を許さなかった。 　レンジャーズは、7回を左腕のディークマン、8回をブッシュ、9回は守護神、ダイソンの小刻みなリレーでリードを守り、7回の追加点も手伝い、5－2のスコアでゲームセット。ダルビッシュに復活白星がついた。メジャー通算40勝目。2014年7月28日のヤンキース戦以来、1年10カ月ぶりの勝利となった。ダルビッシュの次戦の先発は、6月3日に中5日で首位のマリナーズ戦との首位攻防戦となる。