オジサンのプレミアムオフローダー爆誕!レクサスGX、いまわかっていることすべて
2023年6月9日にワールドプレミアされたレクサスの大型クロカンSUV「GX」。 先日開催された東京オートサロン2024にも、JAOSブランドから新型GXのカスタムカーが登場しており、2024年内の販売開始が、いよいよ迫っている状況だ。新型GXについて、いま分かっていることをまとめておこう。 【写真】レクサスGXの最新バージョンの画像を見るならこちらから
■いいところは踏襲しつつ、強みに磨きをかけた新型GX
レクサス「GX」は、北米を中心に2002年から販売されているクロカンSUVだ。これまでに、世界約30の国と地域で累計約54万台が販売(2023年3月末時点)されてきた。 日本のランドクルーザープラド(150系)と兄弟車である現行GXは、2023年モデルをもって、販売終了がアナウンスされている。北米市場には2024年春に登場、日本市場へも2024年内には導入される予定だ。 レクサスによると、新型GXの車両開発コンセプトは、「ザ・プレミアム・オフローダー」だそう。過酷な悪路から街中の舗装路に至るまで、オールラウンダーなクロカンSUVに仕上がっていると思われ、現時点で確認できる仕様はGX550という表記と、プレミアム、プレミアムプラス、ラグジュアリー、ラグジュアリープラス、オーバートレイル、オーバートレイルプラスの6グレード。 排気量3.4LのV6ツインターボエンジンのスペックは、最高出力349 hp(257kW)と、最大トルク479 lb-ft(650Nm)、これに10速ATとフルタイム4WDの組み合わせが標準仕様となる。日本仕様には、2.4Lの直4ターボハイブリッドも用意される計画だ。 プラットフォームには、悪路走破に強いラダーフレーム構造のGA-F(LXと共通)を採用。最新の電動パワーステアリングシステムを採用し、足周りにはフロントがダブルウィッシュボーン、リアはお馴染みのラテラルコントロールアーム付リジットサスを採用。 悪路での路面追従性が向上するE-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System)も備え、タイヤは専用のオールテレーンタイヤを採用。先代のいいところは踏襲し、強みにはさらに磨きをかけている。