【移籍情報】ラス・パルマス、クラブ史を代表する選手ジョナタン・ビエラの退団発表…中東行きの噂から監督と確執か|ラ・リーガ
ラス・パルマスは14日、MFジョナタン・ビエラ(34)が退団することを発表した。 ラス・パルマスの下部組織出身で、これまでに退団と復帰を何度も繰り返してきたジョナン・ビエラ。4回目の別れがついに発表されている。 カナリア諸島が産んだファンタジスタの一人は今季途中に中東、とりわけドバイのクラブへの移籍が取り沙汰され、そうした報道があって以降、ラス・パルマスを率いるガルシア・ピミエンタ監督が起用を控えるように。ジョナタン・ビエラがそうした扱いへの不満を表明したために両者の関係はさらにこじれ、招集リストに含まれないことさえあった。 ジョナタン・ビエラはラス・パルマス、バレンシア、ラージョ・バジェカーノ、スタンダール・リエージュ、ラス・パルマス、北京国安、ラス・パルマス、北京国安、ラス・パルマス…というキャリアを歩み、下部組織から過ごしたクラブには合計4回在籍。ラス・パルマスで残した数字は265試合75得点で、切れ味鋭いドリブル、キラーパスなどでサポーターを魅了し、クラブ史を代表する選手として記録にも記憶にも深く刻まれるこになった。 ジョナタン・ビエラは19日に記者会見を開き、退団の理由などについて説明する予定。果たしてその移籍先は、過去に噂された通り中東になるのだろうか。