松本人志裁判 弁論準備手続き延期は「裁判所が決定」 文春側弁護士が明かす A子さんら出廷「あるでしょう」
お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(60)が自身の女性問題を報じた週刊誌「週刊文春」の発行元・文藝春秋などに名誉を毀損されたとして、5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟で、14日に行われる予定だった弁論準備手続きが延期となったことが同日、分かった。この日松本側、文春側双方の代理人弁護士側がデイリースポーツの取材に回答した。次回期日は未定だという。 松本の代理人を務める田代政弘弁護士の事務所は延期となった理由を明言せず。一方の文春側の喜田村洋一弁護士は自ら「裁判所が決定したんです」と東京地裁からの提案だったと明かした。 また、これまで松本から性的行為を強要されたと訴えたA子さん、B子さんの特定など、松本側からの要望に応じずにいた喜田村氏だったが「証拠は20個ほど提出した」と明言。田代氏は6月の弁論準備手続き後には、文春側からこの日までに「具体的な主張と証拠を全て出す」と申し入れがあったと話していた。 7月11日発売の週刊文春では田代氏がA子さんに対して出廷妨害を行ったと報じられ、田代氏は否定。そして当該報道によりA子さんを特定したと話していたが喜田村氏は「前から知ってんじゃない?だから探偵つけたんでしょ?」と指摘した。 A子さんの特定による裁判の影響へは「特定はいずれはするでしょうからね、ちょっと今はどうなるか分かんない」としつつ、A子さんらの出廷の可能性は「それはあるでしょうね」と即答。長期化が予想される裁判ではあるが「こちらは負けるはずがない。だって事実だもん」と真っ向勝負の姿勢を示した。