「機動力と運動能力の欠如」リバプール遠藤航を先発から外すべきと英メディアが指摘「長期的な解決策ではない」
リバプールに所属する日本代表の遠藤航は、移籍初年度でユルゲン・クロップ監督の信頼を得て中盤での定位置の座を掴むことに成功した。しかし、英メディア『FOOTBALL FANCAST』は、遠藤を先発メンバーから外すべきだと指摘。その理由について、現地時間15日に報じている。 【動画】何度でも見たい! 遠藤航のゴールが衝撃的! 同メディアは、「遠藤はリバプールの12月の月間最優秀選手賞を受賞した。プレミアリーグ6試合のうち、1試合を除いてすべて先発出場という時期を経て自信を深めただろう。ファンにとっても素晴らしい瞬間となった」と一定の評価をしつつも、次のような理由から同選手を先発から外すべきだと主張している。 「サポーターたちは日本人の機動力や運動能力の欠如に対して、最近不満を吐き出し始めている。彼は本質的に勤勉で献身的な選手だが、リバプールの標準的な要求に答えるために必要な本質的な要素がいくつか欠けている。彼が長期的な解決策ではないことについては疑いの余地はない」 また、記事ではデータサイト『FBREF』の遠藤に関するデータを引用し、「彼はポゼッションにおいては落ち着いている。しかし、空中戦での勝利(上位13%)を除けば、守備指標のすべてにおいて上位30%外であり、これは相手の前進を阻止する機動力と運動能力の欠如を示している」と、厳しい評価をしていた。 さらに、同メディアは、「31歳の遠藤にはいくつかの印象的な特徴があり、キャリアのこの段階でリバプールへの移籍を果たしたことは、彼の能力が過小評価されていた証拠ではある」と遠藤の能力自体は評価しつつも、「しかし、来年アーセナルとマンチェスター・シティを破って優勝するには、クラブはさらなる努力をする必要がありアップグレードが必要だ」と、優勝争いをするためには新たな選手を獲得する必要があることを指摘していた。
フットボールチャンネル編集部