電話つないだまま説明のふりして50万円振り込ませようと 後絶たぬ“還付金詐欺未遂” 旭川市
北海道・旭川東警察署は2024年6月12日、還付金詐欺未遂事件が発生したと発表しました。 11日、税務署職員を名乗る男から旭川市内に住む女性(60代)の自宅に電話があり、女性は「超過納税分の還付がある」「現金でお返しする」などと言われ、金融機関に向かいました その後女性は、男と電話をした状態でATMの操作について指示を受けそれに従ったところ、他人名義の口座に現金約50万円を振り込みそうになりました。 しかしその口座が、金融機関によってすでに凍結されていたため現金を振り込めず、事件は未遂に終わりました。 警察によりますと、男は女性に書類番号の入力だと説明しながら50万に近いランダムの数字を伝え、その金額を誤って振り込ませようとしたということです。 警察は「ATMを捜査して還付金が受け取れるという話は詐欺だ」として、注意を呼びかけています。