『すし手帳』が14刷に 寿司店に行く前に読んでおきたい“寿司ネタ”図鑑ロングセラーの理由
2008年8月に初版が発売された『すし手帳』(東京書籍)が14刷目に突入した。『すし手帳』は、寿司のネタとなる魚の旬や、その詳細な解説、英語名など、寿司に関する豊富な情報が詰まっている。寿司好きな人にはもちろん、寿司店に初めて訪れる方々にもぴったりの一冊だ。 【写真】カラービジュアル満載!14刷のロングセラー『すし手帳』を試し読み 本書は、握り寿司の写真や素材説明、旬の情報、主産地など、寿司通になるための情報をコンパクトにまとめている。寿司店に訪れる前の予習に最適な、寿司のミニ図鑑となっている。本書の監修者は、山口県出身の坂本一男氏。水産学博士であり、魚類学のエキスパートとして著名だ。北海道大学大学院水産学研究科博士課程を修了し、現在は東京大学総合研究博物館で研究事業協力者として活動している。 本書には、白身魚、赤身魚、イカやタコ、エビやカニ、貝、魚卵などの種類別に分けられた寿司ネタの解説や、旬のカレンダー、全国の主な漁港と地魚マップなどの情報が掲載されている。また、坂本氏による「お魚雑学」コラムも収録されており、読み応えのある内容となっている。ロングセラーの一冊、ぜひチェックしてみよう。
リアルサウンド ブック編集部