6月 技術面での成長「自分のイメージどおりのスイングはできてはいる。結果としてもついてくれば、と思います」【柳町達の成長“月誌” 4年目の到達点】
なかなか思うようにいかない中で、6月10日の巨人戦[PayPayドーム]は広角にしっかり打てた。特に第4打席のレフト前ヒットは、いい形で打つことができました
このコラムは、ソフトバンク・柳町達選手が月ごとに振り返る形で、自身の技術面、精神面それぞれにおいて“どんな変化=成長があったのか”を、具体的にポイントになった試合も挙げながら書いていく、『2023年シーズンの軌跡』です。試合に臨む中で、どういう意識、どういう考えを持ってやっているのか。「そのとき、そのときの自分の頭の中、胸の内を、いいことも悪いことも書いていけたらなと思っています」(柳町)。 個人的に6月は、ちょっと苦しいことが多かった1カ月だったかなと思います。なかなか打率だったり成績というところがあまりに伸びずに、逆に落ちてきてしまったので。4月23日に二軍から上がってきて、ある程度はいい状態で上がってきた。一軍に来てからもあまり変えずに、という意識はありましたが、やっぱりピッチャーも違いますし、体の状態もあります。そこにうまく対応できたら良かったのですが……。 試合だけでなく、練習のときからちょっとズレていたなという感覚がありました。バッティング練習でもミスショットしていて、しっかりとらえ切れていないというのが多くなってきていて。自分が「ここで打ちたい」というポイントよりも、少しだけ後ろで打ったり、少しだけ前で打ったり。そういうことが多くなってきたなとは思っていましたね。 タイミングが合っていないのと、あとはバットの出し方が遠回りしていたり。スムーズに出てこない。特に結果が出ていないときは・・・
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週刊ベースボール