ツール・ド・ふくしま ロードレース部門2日に参加募集締め切り ロングライド部門は8日まで期間延長
福島県の浜通りなど15市町村を舞台に14、15の両日に開かれる福島復興サイクルロードレースシリーズ「ツール・ド・ふくしま」の競技部門「ロードレース」の参加者募集受け付けは2日、締め切られる。サイクリングロードなどを走って交流する「ロングライド」部門は募集期間を延長し、8日まで受け付ける。いずれも大会ホームページから専用サイトにアクセスして申し込める。 ロードレースは2日間で最長245キロを走る「ふくしま240」や3人1組でつなぐ「駅伝240」など計6種目がある。このうち、ふくしま240は初日にJヴィレッジ(楢葉・広野町)から釣師防災緑地公園(新地町)まで海側を走る85キロ、2日目には同公園から山間部などを走りJヴィレッジに戻る160キロのコースで競う。 ロングライドはJヴィレッジ(楢葉・広野町)を発着点とし、ロングコースの「浜街道ライド110」(112キロ)、ショートコースの「ホープライド50」(51キロ)の2部門を実施する。浜街道ライドは広野、楢葉、いわきの3市町を巡る。内陸側の「山麓(さんろく)線」と称される県道や海側のサイクリングロード「いわき七浜海道」などを南下し、いわき市小名浜地区で折り返す。ホープライドはJヴィレッジから海側の県道などを走って楢葉、富岡の両町を北上。山麓線などを南下し、広野町を経てJヴィレッジに戻る。東日本大震災・東京電力福島第1原発事故からの復興が進む被災地を走り、復興の現状を体感する。
大会は福島民報社と一般社団法人みんぽうスポーツ・文化コミッションの主催。県内15市町村の共催。ロードレースは県自転車競技連盟、ロングライドは県サイクリング協会が主管する。問い合わせは大会事務局の福島民報社事業局(平日午前10時~午後5時) 電話024(531)4171へ。