足元あったか 舟旅で景色堪能 まもなく雪化粧も 最上川舟下り「こたつ舟」の運航始まる
山形放送
山形県戸沢村で冬の風物詩、最上川舟下りの「こたつ舟」の運航が2日、始まりました。 y 最上川舟下りを運航する最上峡芭蕉ライン観光では毎年12月から船内に設置されたこたつで暖をとりながら最上峡の雪景色を楽しめる「こたつ舟」を冬季限定で実施しています。 中川悠アナウンサー「ことしもこの季節がやってきましたこたつ舟。あったかい。足元からポカポカと温まりますね」 こたつを暖めるのは昔ながらの豆炭です。最上川舟下りのコースはおよそ12キロで1時間かけて巡ります。 船頭さん「季節に応じて景色はガラッと変わるので、その時が一番。来て乗った時が最高。いいこと言うね船頭」 中川アナ「見えました。白糸の滝。日に照らされてキラキラ輝いています。勢いよく流れています」 この日は青空のもと、参加者たちは最上峡の景色をこたつで暖をとりながら楽しんでいました。 東京から「こたつは東京ではなかなか経験しないので、よかった。癒されます」 神奈川から「(乗り心地は?)足が冷えなくていい。(舟からの景色は?)すごくきれいでよかった」 これから年末年始にかけて台湾など海外からの観光客も多く訪れるといいます。 最上峡芭蕉ライン観光 星川清澄さん「みなさん喜んで帰るので独特の最上峡の他では味わえない舟旅が満喫できる。こたつに入りながら降ってくる雪、雪化粧を見てもらいたい」 こたつ舟は来年3月いっぱい運航されます。