留学生にありがたい給付型奨学金「業務スーパージャパンドリーム財団」利用者取材
日本人学生の留学数、コロナ前は10万人越え
日本学生支援機構の調査によると、2019年には日本人学生10万人以上が留学をしていたようです。 2020年はコロナ禍で100分の1程度に落ち込みましたが、アフターコロナの現在においては、留学熱は再燃しているのではないでしょうか。 実際、筆者の友人も多くの人が短期、長期問わずに留学へ行っています。 一方で、昨今の世界的な物価高や為替相場の円安の影響により、日本人が海外留学する資金的なハードルはコロナ前と比べて圧倒的に高くなりました。 留学希望の学生が増えたところに資金難が重なっているため、奨学金の需要は相当高いと考えられます。
経済状況だけで留学をあきらめないで
奨学金に受かるかどうかわからなくても、応募書類のために留学の目的や目標、さらにその先の人生について考えることは、留学経験を最大限に活かすために大切です。 留学生活では、今まで持っていた常識がどんどん覆されていき、価値観がぶつかり合うことで、自分の価値観がいったいなんなのか見えてきます。こういった経験を通じて自己分析ができるため、就職活動にも役立っています。 ほかにもさまざまな奨学金があるため、海外留学を考えている方は大学の担当窓口に相談に行ったりして探してみてくださいね。
参考資料
・公益財団法人 業務スーパージャパンドリーム財団「海外留学に係る補助金・支援金」 ・文部科学省「トビタテ! 留学JAPAN」 ・独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度(学部学位取得型)」 ・独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)「2021(令和3)年度 日本人学生留学状況調査結果」
LIMO・U23編集部