【光る君へ】国際ロマンス詐欺説まで浮上の「周明」松下洸平の真の顔にネット震撼「ヤバいヤツだった…」
女優・吉高由里子主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・後8時)の第24話「忘れえぬ人」が16日、放送された。 【写真】見つめあう周明とまひろ 今回、宣孝(佐々木蔵之介)から求婚され、さらには、周明(松下洸平)からも一緒に宋へ行こうと誘われるまひろ(吉高由里子)。しかし、心の内には道長(柄本佑)が…。 一方、内裏では、一条天皇(塩野瑛久)が定子(高畑充希)と生まれた姫皇子に会いたい気持ちを募らせていた。詮子(吉田羊)は一条の願いをどうにかかなえてあげてほしいと道長に懇願する。 行成(渡辺大知)の案で、内裏の外で会えることとなったのだが…というストーリーだった。 (以下、ネタバレがあります。ご注意下さい) 今回、越前編から登場し、まひろと徐々に“いい仲”に。実は宋での出世目的で近づき、“国際ロマンス詐欺説”も浮上していたオリジナルキャラクター・周明が中盤で、その裏の顔を全開にした。 まひろに「早くおまえと宋に行きたい。左大臣に(宋との交易を進める)文(手紙)を書いてくれ」と言いながら抱きしめると、キス寸前に。しかし、まひろは「あなたはウソをついている。私を好きではない。抱きしめられると分かる。あなたは私を利用することだけを考えている」と、その企みを見破り、「文は書きません」と拒否した。 すると、陶器の壺(つぼ)をたたき割った周明は、その破片をまひろののど元に突きつけ、「左大臣に文を書け! 書かねば切る」と脅迫する暴挙に出た。 「書かねば、おまえを殺して、俺も死ぬ」と言う周明に、まひろは「死という言葉をみだりに使わないで。私は母を目の前で殺され、友も虫けらのように殺された。気安く死ぬなど言わないで!」と“伝説の人気キャラ”直秀を思い出させる言葉で怒りをあらわに。 この言葉に「宋はおまえが思い描いているような国ではない。つまらぬ夢など持つな」という捨てゼリフを残して去っていった周明。優しく、かっこいいキャラで人気を呼んできた周明の化けの皮がはがれた今回、ネット上には「周明、なんてヤツやったんや…」、「ヤバいヤツだった…、周明。ショック過ぎる」などの嘆きの声や「まひろ、ハニトラ見破り、見事!」、「修羅場をくぐってきた、まひろは強い」など、まひろの賢さへの賛辞の声も集まった。 物語終盤では、周明が宋の黒幕に「(まひろが)おまえの心から消えるといいな」と言われる場面も。実は心の底から、まひろを好きになっていたことも匂わされる胸キュン展開に、今回の放送中にはX(旧ツイッター)のトレンドワードで「#光る君へ」が1位に急浮上した。 大河ドラマ63作目となる同作。吉高は2014年に連続テレビ小説「花子とアン」のヒロインを演じており、朝ドラと大河の両作品の主演は4人目になる。 脚本は2006年の大河ドラマ「功名が辻」やドラマ「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」「星降る夜に」などを手掛けた大石静氏が担当。大河の中でも数少ない平安時代を舞台に、世界最古の女流作家とも呼ばれる紫式部/まひろ(吉高)の生涯を描く。音楽は冬野ユミ氏、語りはNHKの伊東敏恵アナウンサーが務める。
報知新聞社