アンチェロッティ監督、PK失敗のエンバペを擁護「それもサッカーの一部だ」
レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督がリーグ戦についてコメントした。5日付けでスペイン紙『アス』が報じている。 4日にラ・リーガ第19節アスレティック・ビルバオ戦を迎えたレアル・マドリードは、アウェイで2-1の黒星を喫した。試合後のアンチェロッティ監督は「試合は拮抗していた。アスレティックは非常に危険なチームで、我々は競い合い、激しく戦った。両チームのパフォーマンスを基にすると引き分けが妥当だったと思うが、彼らが勝ったことについては何も言うことはない」とコメント。 またPKを外したフランス代表FWキリアン・エンバペに関しては、「私は選手のパフォーマンスをペナルティの結果だけで判断しない。それは入ることもあれば、入らないこともある。もちろん彼は悲しんで失望しているが、私たちは前に進まなければならない」と語ると、「我々のペナルティキッカーはエンバペ、(ジュード・)ベリンガム、ヴィニシウス(・ジュニオール)だ」「(エンバペに対する懐疑的な意見は)気にはならないね。それもサッカーの一部だ。ベリンガムとエンバペは話し合い、エンバペが責任を持って蹴ったが、うまくいかなかった。サッカーではこういうことも起こり得る」と振り返った。 ここまで公式戦5敗を喫している今シーズンについては「改善する必要があることには同意している。最近の試合でいくつかの面では改善が見られたが、昨年のように堅さがまだない。これから少しずつ選手が回復し、レベルを上げていく必要がある」と語り、今後の戦いへ意気込みを示している。
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