内陸線と鳥海山ろく線の決算 いずれも赤字の見込み
ABS秋田放送
秋田内陸線と鳥海山ろく線を運行するそれぞれの第三セクターの昨年度の決算見込みが明らかになりました。燃料費の高騰などでいずれも前の年度から赤字幅が拡大する見通しです。 県によりますと、秋田内陸線を運行する秋田内陸縦貫鉄道の昨年度の決算は1億9889万円の赤字となる見込みです。観光利用が回復したものの、燃料費の高騰や新型コロナ関連の助成金の減少により赤字幅は前の年度から570万円あまり拡大する見通しです。なお、県と沿線の自治体は「赤字の縮減が見込める」として今年度から補助金を500万円減らすことを決めています。 鳥海山ろく線を運行する由利高原鉄道の昨年度の決算は1億574万円の赤字となる見込みです。赤字幅は前の年度から900万円あまり拡大する見通しです。
