粘り強くなったアーセナルこそプレミア優勝候補筆頭? 「選手たちは昨季から何かを学んだはず」
終盤戦に見せる粘り強さ
昨季惜しくもプレミア制覇を逃した悔しい経験から、アーセナルの選手たちのメンタルは強化されたのだろうか。 先日のブレントフォード戦では終盤のゴールで2-1と競り勝ち、12日に行われたFCポルトとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグではPK戦を制してベスト8進出を決めた。きっちりと終盤に粘れるチームになっていて、昨季とは一味違うことを感じさせる。 現在プレミアリーグでは勝ち点64でアーセナルが首位、2位は同じ64ポイントを稼ぐリヴァプール、それを1ポイント差で3位マンチェスター・シティが追う大混戦で、タイトルレースの行方は読みづらい。 英『sky Sport』によると、アーセナルOBイアン・ライト氏は当然ながら古巣アーセナルの優勝を願っている。昨季よりチーム力が上がっていると確信があるようで、優勝予想はアーセナルに賭けている。 「変わったのはラヤ、ライス、ハフェルツの補強だと思う。この3人の契約が、現状に大きな変化をもたらした。メンタルはもちろん、選手たちは昨シーズンに起こったことから何かを学んだはずだ。今の彼らはより決定的で、 順調に進んでいるように見えて嬉しいよ」 「もちろん(優勝予想は)アーセナルだ。昨シーズンに起こったことを考慮すると、彼らは何をする必要があるかを理解しているはずだ。今の彼らは絶好調で、選手全員がフィットしている」 チャンピオンズリーグ・ベスト8の戦いも気になるところだが、大事な終盤戦で今の強さを維持できるのか。昨季からの成長を示す時だ。
構成/ザ・ワールド編集部