陸奥湾ホタテ販路拡大!ベビーホタテをEUに本格輸出
RAB青森放送
県産ホタテの販路がヨーロッパにも拡大します。 ベビーホタテが初めてEUに本格輸出され、来月中旬から販売が始まります。 先月県産ベビーホタテ2トンをオランダに輸出したのは八戸缶詰の野田一夫社長たちです。 ★八戸缶詰 大澤清隆相談役 「世界でボイル(ベビー)ホタテをEUに運んだのは青森県の陸奥湾産ホタテが初めてですから、これがだんだん広がっていくように私たちも精いっぱい努力していこうと」 県によりますとEU向けに県産ベビーホタテが本格輸出されたのは初めてです。 県が今年度からEUに輸出するホタテの水揚げ期間を6月までに延長したことで、原料となる半成貝の水揚げができるようになりました。 八戸缶詰の企業グループはボイルホタテで「EU HACCP」という衛生管理基準の認証を取得し、去年からノルウェーやスペインでベビーホタテの魅力をPRしてきました。 EUではなじみがない貝ひもがついた状態が受け入れられるか懸念されましたが、シチューなど幅広い料理に生かせるということで、特にレストランの料理人からの問い合わせが多いということです。 ★八戸缶詰 野田一夫社長 「(ベビーホタテは)うまみがあって、それをいろんな料理に使えるサイズでというのは日本で陸奥湾だけです」 宮下知事は「良い販路としてみんなで頑張っていきたい」と話していました。