【インドネシア】10月の消費者信頼感指数、2カ月連続下落
インドネシア中央銀行は11日、10月の消費者信頼感指数の総合指数(IKK)が前月から2.4ポイント低下し121.1だったと発表した。2カ月連続で下落したものの、37カ月連続で楽観圏(指数100以上)を維持した。 現況指数(IKE)は前月から4.0ポイント下がり109.9、半年後の経済見通しを示す期待指数(IEK)は0.7ポイント下落して132.4だった。 総合指数を地域別に見ると、国内18都市・地域のうち10都市・地域で前月から低下した。下落幅が最も大きかったのは西スマトラ州パダンで、12.7ポイント低下して102.9となった。首都ジャカルタは3.0ポイント下落し135.5だった。 年齢別の総合指数は、20~30歳を除く全ての層で前月から低下した。うち、下落幅が最も大きかったのは51~60歳で、7.9ポイント下がった。 所得層別では、100万~200万ルピア(約9,790~1万9,570円)を除く全ての層で下落した。310万~400万ルピアの層が5.7ポイント低下の118.8で、最も下落幅が大きかった。