神崎恵、曰く「眉は田植え。一本一本描くイメージで」どんな眉でも共通4つのルール【美容が苦手な人に贈る垢抜けのコツ③】
神崎恵の新刊を担当した大森(ミモレ前編集長・49歳)が、美容が苦手な方に書籍の中から、簡単にすぐ実践できて効果抜群のテクニックを厳選して紹介します。 【動画】必見!美容家・神崎恵の手つきには、メイクが上手くなるコツがたくさん詰まってる 眉は一本一本の毛の集合体が面のように見えているだけなので、塗り絵のように塗りつぶしたり、一本のラインをグイッと描けばいいわけではありません。一本一本、田植えするような感覚で描く。それだけで、より自然な眉になります。また、年齢を重ねると、まぶたはたるんでいきます。若い頃と同じ位置に眉を描き続けていると、まぶた広く見えがちになり、目元が間延びした印象に。眉の下のラインを整えるだけでも目元がキリッと締まって見えます。どんどん毛自体が細くなってくるので、薄眉、細眉になる傾向もあります。形だけじゃなく「太さ」も見直してみましょう。
眉は、生えているように描きましょう
正確な形を描こうとするより、「ここに毛が生えていたらいいな」という部分に、一本一本描き足すイメージが大切です。塗り絵ではなく、「田植えするように」の感覚をつかむことで、顔から浮かない、自然でフサフサとした毛並み感がある立体的な眉メイクが実現します。
眉は(ほぼ)抜かない、切らない
基本的に、骨格や表情筋(眉弓筋)に沿って眉は生えています。地眉の形が今ひとつだと感じる場合、毛自体の太さ、生えグセだけでなく、まばらだったり、毛流れが乱れていることなど原因は多種多様。まずは理想の毛流れ通りに、スクリューブラシで眉をとかしてみま しょう。毛流れを整える前に抜いたり、切ったりすると結果的に眉の中に穴開き部分ができてしまうことも。 これはNG いくら正しい形をしていても、眉頭から眉尻まで同じ濃度でベッタリと描かれた眉は不自 然。毛の生えてない部分がある眉、細い眉、薄い眉の人は、 特に心に留めておきましょう。
眉下のラインが決まれば、眉メイク全体がブレない
最初に、眉頭1~1.5cmをはずした眉尻までの最下部のラインをまっすぐにすれば、眉メイクがピシッとキマりやすい。いわば眉の背骨。眉頭より眉尻が少しだけ高くなるよう、ブラシ全体を使って一気にラインを。ここがガタガタしていると、眉全体がぼんやりとしてしまいます。もし、ガタガタしてしまったら、コンシーラーを綿棒に少し取り、はみ出した部分をまっすぐぬぐうとキレイに修正できます。
眉の太さは、目の縦幅の2/3以上
眉の太さは目の縦幅(一重の場合は目幅、二重の場合は二重幅も含む)の2/3以上に。細すぎるとまぶたが広くなり、老けた印象で、目も小さく見えます。さらに余白が増えるので、顔そのものも大きく見えてしまいます。 @megumi_kanzaki #makeup #beauty #asmr ♬ オリジナル楽曲 - 神崎 恵 megumi_kanzaki イラスト/篠塚朋子 取材・文/大森葉子(VOCE編集部)
神崎 恵
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