下柳剛氏がこの10年で激減したアレが投高打低の要因と指摘「ピッチャーの能力もあるが…広くなった?」
下柳剛氏(56)が日本ハム時代の同僚・岩本勉氏(53)をゲストに公式YouTube「柳に風」を更新。歴史的な「投高打低」シーズンの原因を指摘した。 下柳氏は「ピッチャーの能力が高くなったのはあるが、それだけじゃない」と問題提起した。 両リーグ合わせて3割打者が3人という異常事態。本塁打30本以上も2人しかいない。 一方、セ・リーグの投手は防御率1点台が5人。両リーグ合わせて防御率2点台が21人という投手優位のシーズンだった。 下柳氏は「四球の数が減っている。ストライゾーン広くなった?」と問いかけると、岩本氏も「感じたときありました」と同意した。 データが証明している。今年と10年前の2014年のセ・パ両リーグの平均四球数を見ると、今年のセ「375個」に対し、2014年は「443個」。パは今年の「387個」に対し、2014年は「467個」。10年で平均70~80個の四球が減っている。 下柳氏は「四球が減るということは失点も減る」とストライクゾーンが広くなったことが投高打低の原因と説明した。 「とくに低目を取るからフォークボールが効果絶大」と指摘した。