昨年の活動の様子

　プロ音楽家が指導する「つづきジュニアストリングス2024」のメンバーを現在、NPO法人都筑文化芸術協会（横浜市都筑区茅ケ崎中央）が募集している。（港北経済新聞） 　都筑区をはじめとした横浜北部エリアの文化活動を幅広く支援する同団体。弦楽器（ストリングス）を始めることはハードルが高いと考えられていることから、子どもたちにそのきっかけをつくりたいと同プロジェクトを昨年立ち上げた。プロの指導の下、夏休みの5日間で練習・リハーサル・演奏記録会を行う。 　昨年は小学2年生から高校3年生までの41人が参加。それまで1人で練習することが多かった子どもからは「みんなで練習することが楽しかった」「上手な子の中で演奏してとても良い刺激になった」といった感想が聞かれたという。夏休みに続いて10月にも演奏会を行った。 　今年は7月24日～26日に横浜市歴史博物館（都筑区中川中央1）を会場に、オーケストラ講座やパート練習、合奏を予定。7月31日にアートフォーラムあざみ野（青葉区あざみ野1）でリハーサル、8月1日に都筑公会堂（茅ケ崎中央）で成果記録会を行う。 　指導するのは、指揮の榊真由さん、バイオリン・ビオラの牧千恵子さん、加藤かな子さん、服部佐知子さん、チェロの行本康子さん、コントラバスの大黒屋宏昌さんほか。予定する演奏曲目は「アイネクライネナハトムジーク 1、2楽章」（モーツァルト作曲）、「水上の音楽 第2組曲 アラ・ホーンパイプ」（ヘンデル作曲）、「サウンド・オブ・ミュージック メドレー」（リチャード・ロジャース作曲）。 　同協会メンバーで、講師の一人の加藤さんは「プロフェッショナルな指導陣を迎えて、本格的で迫力ある音楽体験を提供したい。みんなで演奏するわくわくして楽しい音楽を一緒につくれたら」と話す。 　対象は小学3年生～高校3年生。楽器はバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、パーカッション。参加費は5,000円（楽器の貸し出しは別途）。応募は6月15日まで。