衆院選が公示され、出陣式で支持者とともに気勢を上げる候補者陣営＝倉敷市内（画像の一部を加工しています）

　第50回衆院選が15日公示され、27日の投開票に向けて12日間の選挙戦に入った。 　　　【図解】新区割りの地図 　岡山県内は「10増10減」の区割り改定で1減となった4小選挙区に計14人が立候補を届け出た。2021年の前回（15人）から1人減ったものの、各区で与野党3人以上がぶつかる構図となった。党派別は自民、立民、共産が各4人、維新と国民が各1人。 　解散時点で全議席を独占していた自民に対し、前回は2、4区で共闘した立民、共産の両党が全4小選挙区にそれぞれ独自候補を擁立。1区には維新、国民が候補を立てて参戦する。 　1区は自民前職と立民、維新、共産、国民の各新人の計5人が名乗りを上げた。2区は自民前職と立民の比例元職の対決を軸に共産新人が絡む展開。3区は自民前職に立民と共産の新人が挑み、4区は自民前職と立民比例前職の戦いに共産新人が加わる。 　自民、立民、維新、国民の計10人が比例と重複立候補した。

立候補者（届け出順）

◇1区 住寄　聡美　41　共産新 服部　千秋　64☆維新新 原田　謙介　38☆立民新 佐々木雄司　54☆国民新 逢沢　一郎　70☆自民前(12) ◇2区 山下　貴司　59☆自民前(4) 余江　雪央　47　共産新 津村　啓介　53☆立民元(6) ◇3区 加藤　勝信　68☆自民前(7) 原田亜希子　51　共産新 はたともこ　58☆立民新 ◇4区 垣内　雄一　60　共産新 橋本　　岳　50☆自民前(5) 柚木　道義　52☆立民前(6) 　※氏名（敬称略）、投票日の年齢、☆は比例代表との重複、所属政党、前元新の別、当選回数の順。