大谷翔平、レッズ戦に“定位置”の「2番・DH」で先発出場 両リーグ最多タイ14号へ得意のデーゲーム
◆米大リーグ ドジャース―レッズ(19日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) ドジャース・大谷翔平投手(29)が19日(日本時間20日)、本拠地・レッズ戦に「2番・DH」で先発出場する。2試合ぶりに“定位置”に戻り、再び両リーグトップに並ぶ14号アーチを狙う。 前日18日(同19日)の同戦ではベッツが休養で今季初の欠場。打順が繰り上がり、大谷はエンゼルス時代の昨年7月8日(同9日)の敵地・ドジャース戦以来となる1番に座った。しかし、メジャー通算7本目の先頭打者弾をかけた初回の第1打席で三ゴロに倒れるなど4打数無安打。自身8試合ぶりの出塁なしに終わり、小休止となった。 それでも、米カリフォルニア州ロサンゼルス市が選手としての功績などをたたえ、「大谷翔平の日」と制定した17日(同18日)の同戦では3回に左翼席へ13号2ラン。自ら“祝砲”をあげ、リーグ単独トップに再浮上した。現在はヘンダーソン(オリオールズ)が両リーグ最多の14本。1本差で大谷とタッカー(アストロズ)が追っているという状況だ。 今季の大谷はここまで46試合で打率3割5分、13本塁打、32打点、11盗塁。6毛差で首位打者からは陥落したが、本塁打、安打、塁打、長打数、長打率、OPS、ISO(長打率から単打を除いて算出、長打力を示す)でリーグ7冠。デーゲームは今季15試合で打率3割8分6厘と好相性を誇るだけに、大爆発を見せる可能性も高いだろう。
報知新聞社