「横領したものではない」と否認 借りたトラクターをその日のうちに売却 無職の男を横領の疑いで逮捕
借りていたトラクターを無断で売却したとして、無職の男が逮捕されました。 15日、横領の疑いで逮捕されたのは鳥取県北栄町に住む無職の男(61)です。 倉吉警察署によりますと、男は、8月5日、北栄町内に住むパート保育士の女性(60代)からトラクター1台(時価約20万円相当)を借り受け、その日のうちに、農機具買取店の店長に10万円で売却した横領の疑いが持たれています。 男は、今年9月4日、倉吉市内で、小型の耕運機(時価約10万円相当)を盗んだとして逮捕されていて、その後の調べで今回の犯行が明らかになったということです。 男と被害者に面識はなく、トラクターを借りるため訪問した日が初対面で、調べに対し、トラクターは借りたのではなくもらったもので「横領したものではない」と容疑を否認しているということです。 犯行の動機や経緯のほか、さらなる余罪についても、警察が調べを進めています。
山陰放送