男性講師、拳で顎殴る体罰 福岡・篠栗の中学で
福岡県篠栗町教育委員会は7日、町立篠栗中で、男性講師(47)が、1年の男子生徒の顎を複数回殴る体罰を加えていたと明らかにした。 記者会見した町教委によると、講師は5日の自習時間中に教室が騒がしかったため、「黙るか、殴られるか、選びなさい」と発言し、抗議した男子生徒の顎を拳で3発殴った。 篠栗中は6日に保護者説明会を開き、謝罪した。講師は学校側の聞き取りに、「指示が通らず、指導のつもりで戒めとして軽く殴った」との趣旨の話をしている。 今長谷寛教育長は「遺憾であり、申し訳なく思っている。教職員に指導を行い、改善していく」と話した。 県警は5日、男子生徒側から被害の届けを受けたという。