【静岡競輪 KEIRINグランプリ共同会見】平原康多は着々と爪を研ぐ 真杉匠は「好きな色」青の4番車
30日に静岡競輪場で開催される「KEIRINグランプリ2024」の共同記者会見と前夜祭が都内ホテルで行われた。車番選択順位順(24年のG1優勝数→選考用獲得賞金の順)で車番を選択した後、注目の並びも決定。近畿勢は脇本雄太―古性優作、関東勢は真杉匠―平原康多、南関勢は北井佑季―郡司浩平―岩本俊介、清水裕友と新山響平はそれぞれ単騎となった。 新旧エースが連係する関東勢。平原は悲願のダービー制覇で1年でS班に返り咲いた。直前の競輪祭では落車もあったが、「ケガのケアをして気分転換に合宿にも行った。今は何とか普通に(練習)できている」と大一番へ体調を整えている。 前を回る真杉は年明けの練習中のケガを克服し、G22Vを果たし2年連続の出場。直近は「充実した練習ができている」と万全を期す。車番は昨年に続き「好きな色」という青の4番車。「平原さんと2人でしっかり力を出し切れるように」と昨年3着の雪辱を期す。