【Jr.ウインターカップ2023-24】京都精華学園中が2冠に王手、四日市メリノール学院中に快勝[中学バスケ]
京都精華学園中が2年連続4度目の決勝進出
1月7日、「京王 Jr.ウインターカップ2023-24 2023年度第4回全国U15バスケットボール選手権大会」女子準決勝で、昨年準優勝(京都精華CLUBとして出場)で全中女王の京都精華学園中(京都)と昨年ベスト4の四日市メリノール学院中(三重)が対戦。6点リードで迎えた3Qに21-3とビッグクォーターを作り、さらにリードを広げた京都精華学園中が82-48で勝利。2年連続4度目の決勝進出を決め、2冠に王手をかけた。 【表】Jr.ウインターカップ2023-24女子トーナメント表をチェック 両者は第1回大会(2020-21)、第2回大会(2021-22)の決勝で対戦。いずれも四日市メリノール学院中が勝利している。先制したのは京都精華学園中。183cmNo.13石綿文がフリースローを1本決めると、187cmNo.15ンガルラ ムクナ リヤもインサイドで決めるなどツインタワーが活躍。四日市メリノール学院中は素早いパス回しからNo. 8西山日葵がトップから3Pシュートを沈めると、No.4中嶋とわもロング2Pを沈める。 京都精華学園中はNo.15リヤのアシストでNo.5石井日菜が3Pシュート、さらにNo.7高山留里那がフリースローで追加点。しかし、高い相手に対してうまく対応を見せる四日市メリノール学院中は早い展開からNo.5垣内優希奈、No.6伊藤千寛が決めてわずかにリードを作る。残り2分半、四日市メリノール学院中は左コーナーからNo.4中嶋が3Pシュートを成功し2点差を付けたが、京都精華学園中は193cmNo.18オディア カウェル リッツがインサイドで、No.6松居ことほがドライブから決め、17-16として1Qを終えた。 四日市メリノール学院中は2Q序盤、No.4中嶋のロング2Pなどで連続得点。リードを奪ったが、京都精華学園中はNo.7高山がドライブから、No.18リッツがインサイドで連続得点してお返し。すぐに逆転する。高さに対してダブルチーム、トリプルチームでプレッシャーをかける四日市メリノール学院中だが、ディフェンス・リバウンドを奪えず。京都精華学園中はセカンドチャンスで得点につなげる。 終了間際、四日市メリノール学院中はNo.5垣内が3Pシュート、No.4中嶋がフローターを決めたが、京都精華学園中の38-32でハーフタイムを迎えた。 巻き返したい四日市メリノール学院中だが、3Q開始から淡白なオフェンスが続いて得点が伸びない。逆に京都精華学園中はNo.7高山、No.5石井、No.17谷口娃咲とバックコート陣が活躍。リードを広げていくと、残り3分半、No.5石井の3Pシュートで54-33と20点差を超える。No.8西山のシュートで連続失点を止めた四日市メリノール学院中だったが、京都精華学園中は3Q21-3とビッグクォーターを作り、59-35で4Qを終えた。 四日市メリノール学院中は4Q、粘り強いディフェンスでターンオーバーを引き出すと、積極的にシュートを放っていく。No.4中嶋の2Pシュート、No.5垣内の3Pシュートで得点するが、京都精華学園中はNo.18リッツを軸に得点を重ねてさらにリードを広げる。四日市メリノール学院中は次々と3Pシュートを放っていくが、確率は上がらず。最後までリングに向かっていったが、京都精華学園中が82-48で勝利。2年連続4度目の決勝進出を決めた。明日の決勝(10:00開始予定)では相模女大中(神奈川③)と対戦する。 京都精華学園中はNo.18リッツが28得点18リバウンド、ベンチから出場のNo.7高山が19得点、No.5石井が15得点をマーク。四日市メリノール学院中はNo.4中嶋、No.5垣内が共に15得点を挙げてリードを引っ張った。京都精華学園中はリバウンドで61-22と大きく上回っている。 ------------------------------------------------------------------------------- 京王 Jr.ウインターカップ2023-24 大会正式名称:2023年度第4回全国U15バスケットボール選手権大会/U15 JAPAN BASKETBALL CHAMPIONSHIP ■開催期日:2024年1月4日(木)~8日(月・祝) ■会場:武蔵野の森総合スポーツプラザ (東京都調布市西町290-11) ■出場校:男女各52チーム、計104チーム (予定) ■大会方式:トーナメント戦によるノックアウト方式 ■放送・配信:試合ライブ配信予定、バスケットLIVE:https://stn.mb.softbank.jp/y1j4h