「3万円台から100万円まで!?」AOKI銀座本店のオーダースーツでこだわりの一着を作ってみた!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.83
細部までこだわりが詰まった自分だけの1着が完成!
約1カ月、待ちに待ったスーツが届きました。 生地はしっかり値の張る高級生地であるだけに、上質感にあふれていました。色も落ち着きがあり、年相応の雰囲気をもたらしてくれます。 その生地に水牛ボタンを組み合わせることで、さらなるクラス感を演出。さらにはAMFステッチを加えました。どちらもじっくり見ないと気づかれないディテールですが、だからこそ“本物”にこだわりたい部分。気づいているのが自分だけだったとしても、モチベーションが上がるからいいんです。 オーダーしているとアレもコレもとアレンジしたくなるのですが、あまり奇抜すぎても王道から離れてしまうもの。それでもどこかで表現したくなる遊び心は、袖の重ねボタンにあるボタンホールのひとつだけ色を変えることで表しました。 チェンジポケットを付けたのも、ちょっとしたこだわりを感じるポイントです。 裏地は、表生地を保護しつつ幅広いシーズンで使用できる総裏仕立て。パッと見はシンプルですが、実は光沢具合でダイヤ柄が現れるという生地を選んでみました。 表地をたっぷり使った台場仕立て。さらにイニシャルも刺繍してもらって、「自分だけの一着」感を出しました。
【総評】オーダーならではの上質な体験を味わえた!
スーツを着こなすと背筋が伸び、物事に対して真摯に向き合おうという気持ちが起こるもの。オーダーによる自分だけの一着なら、そうした気持ちは何倍にも膨れ上がります。リニューアルしたAOKI銀座本店の「THE TAILOR SHOP AOKI Ginza est. 1958」は出来上がったスーツに大満足ですし、その道のプロと密に相談する時間も心地よいものでした。編集長として表に出る機会がさらに増えるようなら、二着目を検討したいですね。 構成/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY/製品)、尾島翔太(取材) スタイリング/小林知典
MonoMaxWeb編集部
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