Cal’s Motor始動 「ソノバ」の本気度がすごい! まさかのスチールプレスで
キャルズモーター 全5車種でスタート
カーAV機器でおなじみのアルパインが展開するカーカスタマイズブランドが「アルパインスタイル」だ。 【写真】キャルズモーター 新型車「ソノバ」「ベアス」のデザイン/内装【じっくり見る】 (83枚) 全国に直営店6店舗を展開しており、プロの手によって完璧に仕上げたコンプリートの新車を購入できる。 しかも組み込まれているパーツのほとんどは、他では手に入らないアルパインスタイルのオリジナル品。 「他人と同じクルマはイヤだ」「自分らしい個性をアピールしたい」という人に高い人気を誇っている。 そして東京オートサロン2024でお披露目される新モデルの1台が「ソノバ(Sonova)」だ。 今回から「Cal’s Motor(キャルズモーター)」というニューブランドが新たに立ち上げられ、これまでのカリカ、ハバナ、それに同じく新モデルのベアス/ベアス+が加わり、計5車種を販売していく。 ここでは、ミニバンの「ソノバ」をチェックしていこう。
え!? フェンダー、鉄板なんだ!
「ソノバ」は他のCal’s Motorのラインナップと同じく角型ヘッドライトとメッキグリル、メッキバンパーを備えたスタイルを持つ。 逆スラントしたノーズもこのブランドのアイデンティティだ。 フロントまわりは単にパーツを追加したというのではなくフェンダーやボンネットまでそっくり作り変えており、ベース車を言い当てるのが難しいほどの変貌ぶり。 じつはこのフロントフェンダー、わざわざ金型を起こしてスチールプレスしたものなのだ。 一般的なカスタマイズカーでは、ベース車から変更するオリジナルデザインの外装は樹脂で作っている。 しかし「ソノバ」ではスチール製フェンダーにしたことで、プレスラインがくっきりと出ていて美しいし、高級感さえ感じる。 よく見ると、ベース車のプレスラインがそのまま伸びてきたように造形されており、フロントのスタイリングに深みが加わった。 Cal’s Motorがクルマ造りにかける本気度がよく伝わるトピックだろう。
デザインのこだわり 細部までチェック
フロントの前端は、上部が前方にせり出た逆スラント形状の中に角型ヘッドライトが縦に2つ並べられており個性抜群。 80年代のアメリカ製ミニバンを彷彿させる。 ヘッドライト、ポジションランプ、ウインカー光源にはLEDを使用した。 リアはバンパー、エンブレム、ガーニッシュ、テールランプなどメッキが多いもののスッキリまとまっている印象だ。 ホイールはメッキ仕上げのディッシュタイプで、サイドウォールが白く塗られたホワイトリボンタイヤが組み合わされる。