73歳ラニエリ、古巣ローマ指揮官に3度目就任決定。今季終了後にはアドバイザーに
ローマがクラウディオ・ラニエリ監督の就任を発表した。 今季成績不振に苦しむローマ。9月にダニエレ・デ・ロッシ監督が解任されると、後任として就任したイヴァン・ユリッチ監督も2か月足らずで解任されていた。公式戦12試合で4勝3分け5敗という成績となっている。 【セリエA:順位表】 後任はラニエリに決定。クラブは公式声明で「ローマで生まれ、生涯ロマニスタであるラニエリは、1973-74シーズンに選手としてジャッロロッシのジャージを着て、その後2度(2009年から2011年までと2019年)にわたってチームのヘッドコーチを務めた。彼はクラブの価値観の真の象徴であり、世界で最も尊敬されるローマ人スポーツ選手の一人だ」と発表した。 なお、ラニエリは、2009年9月から2011年2月までローマで指揮を執り、その後2019年3月から6月まで暫定監督として復帰していた。 また、ローマはラニエリがトップチームの指揮を終えた後、バックルームの役割に移行することも発表した。彼は夏以降、クラブのオーナーグループのアドバイザーとして、新任のヘッドコーチ探しを含め、スポーツに関するあらゆる事柄に携わることになる。