「光る君へ」赤染衛門は直秀推し!凰稀かなめ、女子会は「ポッとできる場面にできたら」
そのサロンでは、度々まひろが無邪気に口にした発言で場を凍らせることもあったが、凰稀は第4回「五節の舞姫」でのエピソードを挙げつつ、まひろの人物像を分析する。赤染衛門が「竹取物語」を取り上げ、「かぐや姫はなぜ5人の公達に無理難題を突き付けたのでしょう」と姫たちに問うた際、まひろは「かぐや姫にはやんごとない人々への怒りや蔑みがあったのではないかと思います。帝さえも翻弄していますから。身分が高い、低いなど何ほどのこと、というかぐや姫の考えは誠にさっそうとしていると私は思いました」と鮮やかに持論を展開した。この発言に対して倫子が「まひろさんは私の父が左大臣で身分が高いということをお忘れかしら」とつぶやき、一瞬気まずい沈黙が流れる……というシーンだった。
凰稀は、そんなまひろについて「初めて会ったときにとても頭のいい子だからすごく賢いし、でもとても自由というか素直というか思ったことを言っちゃいますし、最初は『ん?』と思ったりとかしたときもあったんですけど、でもこの子の才能っていうのはすごく無限にあるのではないかなと思って。かぐや姫のお話をしているときも、この子はわかってこういう言葉を言っているんだっていうのが、結構頻繁に出てくるんですよ」と並外れた才能を指摘しながら、「だからすごく強敵になるだろうなみたいな感じはしましたね。いずれ」とも話している。(編集部・石井百合子)