ラッセル、メルセデスPUの“オーバーヒート”でF1開幕戦の表彰台逃す...マシンには“本当のポテンシャル”があると主張
F1開幕戦バーレーンGP(バーレーン国際サーキット)決勝レースを3番グリッドからスタートしたジョージ・ラッセル(メルセデス)は5位に留まった。 ●【2024F1第1戦バーレーンGP】決勝レースタイム、タイム差、周回数 3番手からスタートしたラッセルは2周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)をオーバーテイクして2位に上がった。 しかし、ラッセルはその後、セルジオ・ペレス(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)と次々にパスされて、5位でフィニッシュした。 ラッセルはその原因がオーバーヒートだったことを明かした。 ■本当のポテンシャルを発揮できなかった 「今日は不思議な一日だった。ルイス(ハミルトン)も僕も同様の問題に直面していたんだ。パワーユニットは早い段階からオーバーヒートしていたので、それをずっと管理していたんだ。とても良いスタートを切れたので残念だった」 「ルクレールをうまくパスして2位に浮上したけど、すぐにステアリングホイールに警告が出てしまった。オーバーヒートに対処するために、1周あたりコンマ1秒ずつ遅れていて、後ろのみんなを引き離すのは非常に困難だった。クルマの本当のポテンシャルを発揮できなかったのは残念だ」 ■冷却の構成を間違えただけ 「ありがたいことに、それは僕たちが心配する必要がある問題ではない。冷却構成が間違っていたんだ。ただ、僕たちはその理由を理解し、同じようなことを二度と繰り返さないようにする必要があるだけだ。それは単に間違った決定だった。パワーユニットをもっと冷やす余地は十分にあるよ」 「この問題がなければ、僕たちは3位争いに加わっていたと思う。まだシーズンの最初のレースだから、来週何ができるか見てみよう」。