『異人たち』©︎2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

　アンドリュー・ヘイ監督作『異人たち』の公開日が2024年4月19日に決定し、あわせて予告編が公開された。 【写真】 『異人たち』場面写真（複数あり） 　本作は、11月29日に亡くなった山田太一さんの長編小説『異人たちとの夏』（新潮社刊）を、『荒野にて』『さざなみ』などで数々の賞を受賞したヘイ監督が再映画化した人間ドラマ。12月3日に発表された英国インディペンデント映画賞で、作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞（ポール・メスカル）、撮影賞、編集賞、音楽監修賞など主要部門の最多7冠を獲得した。 　夜になると人の気配が遠のく、ロンドンのタワーマンションに一人暮らす脚本家アダム（アンドリュー・スコット）は、偶然同じマンションの謎めいた住人、ハリー（ポール・メスカル）に出会い、ありふれた日常に変化が訪れる。ハリーとの関係が深まるにしたがって、アダムは遠い子供の頃の世界に引き戻され、12歳の時に交通事故で亡くなった両親（ジェイミー・ベル、クレア・フォイ）が、そのままの姿で目の前に現れる。想像もしなかった再会に固く閉ざしていた心が解きほぐされ、代え難い安らぎの時を過ごすが、その先には思いもしない世界が広がっていた……。 　キャストには、『1917 命をかけた伝令』『007 スペクター』のアンドリュー・スコット、『aftersun／アフターサン』のポール・メスカル、『ロケットマン』のジェイミー・ベル、『ウーマン・トーキング 私たちの選択』のクレア・フォイら、イギリス・アイルランド出身の俳優たちが名を連ねている。 　公開された予告編は、ロンドンのタワーマンションに一人暮らす脚本家アダムが、偶然同じマンションの謎めいた住人ハリーに出会うシーンから始まる。そして、2人が特別な関係になっていく様子や、アダムが12歳の時に交通事故で亡くなった両親が、そのままの姿で目の前に現れるシーンなども映し出されている。