【みやこS・生情報】「前回よりもはるかに良い」 実力馬プロミストウォリアが再び羽ばたく!
[GⅢみやこステークス=2024年11月3日(日曜)3歳上、京都競馬場・ダート1800メートル] 昨年の東海S、シリウスS覇者のプロミストウォリア(牡7・野中)は決戦前日となる2日朝、角馬場で息を整えてから坂路1本(4ハロン67・7秒)のキャンターで最終調整を終えた。エルムS(7着)以来となるが担当の川副助手は「前走時はトモを変な痛め方をしてしまって時間をかけてやっていたけど、直前の追い切りも軽くて息が持たなかったですね。それでも1年1か月ぶりで4角ではオッと思わせたし、やはり能力は高いですね」と地力を再認識した様子。 「今回は前回よりもはるかに良いですね。最内枠を引いたけど、最短距離を走れるし、2番手からでも競馬はできてハナにこだわる必要もない。7歳を迎えたけど、前走時とは前進気勢が全然違う。同じ7歳のハギノアレグリアスがシリウスSを勝ったし、この馬もまだまだ良くなりそう」と同助手は重賞3勝目へ向けて手応え十分だった。 僚馬で大阪スポーツ杯(3着)から続戦のロードアヴニール(牡4)も角馬場→坂路1本(4ハロン66・0秒)の調整。「ヤンチャなところがあって馬っ気を出したりしていたけど、それも昨年に比べればだいぶ解消して集中して走れるようになってきた。前走は押して逃げる競馬をしたけど、違うスタイルで踏ん張っていたように地力をつけているし、前回で出して行った競馬が今後に必ず生きてくると思う。脚抜きのいい馬場になりそうで時計勝負になった場合は未知数だけど、馬はパツンパツンでエネルギーをため込んだ状態ですよ」と湯浅助手はデキの良さを強調していた。
東スポ競馬編集部