AKB48下尾みうが1st写真集「僕だけのもの」を発売「みんなのものにしてほしい」
AKB48の選抜メンバーとして活躍する下尾みうさんが1st写真集「僕だけのもの」を2024年2月9日(金)に発売する。写真集へ込めた想いやこだわりなどを聞いた。 【写真】1st写真集「僕だけのもの」を発売するAKB48下尾みうさんが今の気持ちを語る ■「デビュー当時から山口県で撮影を行う写真集を作ってみたいと思っていました」 ――写真集が決まったときはどんな気持ちでしたか。 とてもうれしくて、悲願が叶ったなって感じで、せっかく作るならたくさんの方に見てもらいたいなって思いました。 ――どんな写真集にしたいと思いましたか。 私は山口県出身なので、デビュー当時から山口県で撮影を行う写真集を作ってみたいと思っていました。ほとんどが山口でロケを行いまして、北九州の門司のほうにも少し行きました。 ――故郷に戻って、写真集の撮影をするというのはどんな気持ちでしたか。 山口にはちょくちょく帰ってはいたんですけど、ちょうどニューヨーク・タイムズ紙さんの【2024年に行くべき52カ所】に山口市が選ばれたタイミングだったので、ラッキーだなって思ってます。私の写真集の発売とタイミングが合ってうれしいです。 ――先行カットがどんどんアップ公開される中で、水着&下着の写真も話題になっていますが、肌見せの撮影はいかがでしたか。 一生残るものですし、普段の雑誌の撮影よりも気合を入れて臨みました。自信を持ってファンの人に見てもらいたいなと思ったので、とにかく体を鍛えることを頑張りました。 ――普段から体は鍛えられていますよね。 はい。動いてはいるので絞りすぎず、ちょうどいい塩梅でいたいなと思って、頑張りましたね。 ――特に自分の中で自慢のパーツはありますか。 体のラインです。お腹はちょっと割れたらいいなと思いながら腹筋をやったり、あと足も細くなるようにマッサージに行ってみたり、先輩とかにもマッサージのお店を聞いて行ってみたりしました。美容weekみたいな感じで、ずっとやってました。 ――表紙が公開されましたがとっても魅力的です! 表紙はけっこう遊び感覚で撮ったものなんです。みなさんと話し合いながら衣装を決めたんですけど、表紙の衣装は「こういうのおもしろそうじゃん」って予備みたいな感じで用意していたものだったので、まさかあれが表紙になるとは誰も思ってなかったので、私もびっくりしてます。1日目に撮影したんですけど、これから始まるよみたいな感じの顔になっているかもしれません(笑)。 ――決めて気合を入れた表情より、ちょっと抜け感のある表情のほうがよかったりしますよね。秋元康先生さんから届いたタイトル「僕だけのもの」、帯文を見てどう思いましたか。 秋元先生がこのタイトルを当てはめてくれたんだと思うとうれしかったです。表紙の写真が服をギュッと持ってる感じで、(力強く)「僕のもの」って感じがしたので、ファンの方にも、受け取った人に、「これ僕のもの」みたいな、みんなのものにしてほしいなって意味のタイトルになったんだと思います。 ――下尾みうさんが僕のものという意味ですか?それとも写真集が僕のもの?(笑) みなさんにお任せします(笑)。写真集をみんなのものにしてほしいなって意味です! 帯文を読んだときは驚きました。秋元先生も写真集を買った方の気持ちがわかるっていうことだったので、太鼓判を押していただいたのかなとは思ってます。 ――秋元先生がタイトルと帯文を考えてくれるというのは素晴らしいことですね。 そうですよね。こんなにメンバーいるのに、考えていただけなんてすごいありがたいです。 ――撮影してみて、こんな表情をするんだという発見はありましたか。 素の表情を自分でもあんまり見られないじゃないですか。普段大人っぽい表情をすることが多かったので、自然体の自分を改めて見ることができました。私ってこんなに子どもらしい表情もできるんだという発見もありました。 ■「必要とされているということをより改めて感じた」 ――写真集を出すことで、自分自身のなかで大きな変化はありましたか。 この写真集を出すことで、たくさんのファンの方にお会いできたんですけど、こんなに応援していただいてるんだなって改めて感じることができて、頑張らないとなって思いました。 ――写真のイベントは自分のためだけにファンが来てますからね。 そうなんです。その感覚がこれまでとまったく違っていて、必要とされているということをより改めて感じて、またこういう活動もしたいなと思いました。AKB48で10年やってきて私のためだけのイベントは本当に初めてだったので、すごく自分的にも何かいい刺激になりました。 ――写真集を出すという目標は達成しましたが、次の目標を教えてください。 センター曲をいただけるように頑張りたいです。やっぱりパフォーマンスが個人的には一番好きでAKB48にいるので、自分の曲みたいなイメージを持てるものをいただけると、もう幸せなあまり、AKB48をやめてもいいかなって思うかもしれません(笑)。 ――卒業するメンバーが多いAKB48ですが、どんな存在でいたいと思いますか。 メンバーが増えてきているなか、私もどんどん先輩メンバーになってきて、引っ張っていかなきゃいけない立ち位置になってきたんだなっていうのはすごく感じています。パフォーマンス面で支えられたらいいかなとは思ってます。 ダンスでそろってないところとかけっこう気づいてるけど、個性がそれぞれちゃんとあって、そろえすぎないところもAKB48のよさだと思ってるんですけど、やっぱりそろえたほうがファンの方への印象がより増すとも思うので、今後は我慢せずにちゃんと言えるようにしていかないとなって思ってます。 ――では、最後にメッセージをお願いいたします。 本当に悲願が叶った写真集です。出身地の山口県での撮影ということで、私のよさが本当に120%ぐらいこの中に入ってるんじゃないかなって思うようなこだわり抜いた写真集ができましたので、たくさんの方に見ていただけたらうれしいです。 ――ありがとうございます。 はい。ありがとうございます。 取材・文・撮影=野木原晃一