１軍練習に合流し、笑顔を見せる日本ハム・清宮幸太郎

　日本ハム・清宮幸太郎内野手（２５）が１１日、エスコンフィールドで行われる中日３連戦を前に１軍に合流した。１軍昇格は今季２度目で１か月ぶり。 　試合前の打撃練習では３６スイングし、バックスクリーン２連発を含む柵越え１０発。「（２軍で）やってきたことをやるだけかなと思います。もう、勝負なので。この何日間かはめっちゃ大事。勝負しに来たので」と、気合いに満ちた表情で顔中の汗をぬぐった。 　７年目の今季は春季キャンプ直前の１月２９日に左足関節を捻挫し、開幕２軍スタート。懸命なリハビリを経て４月１９日に初昇格を果たしたが、１軍では打率０割８分３厘（２４打数２安打）、０本塁打、２打点に終わり、５月６日に出場登録を抹消された。 　ファームでは出場３４試合で打率２割８分９厘（１２１打数３５安打）、４本塁打、１６打点。６月に入ってからは出場５試合で打率４割７分１厘（１７打数８安打）、４打点、２本塁打とさらに状態を上げていた。 　チームは現在、３カード連続負け越し中。打線の起爆剤として期待がかかる。