【巨人】井上温大は6回途中1失点の粘投も4敗目 「次があれば今回のピッチングも自信にして投げたい」
◆日本生命セ・パ交流戦 楽天3―0巨人(13日・楽天モバイル) 巨人の井上温大投手が楽天戦で先発し、5回2/3、93球を投げて6安打1失点で今季4敗目を喫した。 井上は初回3者凡退のスタート。それ以降は走者を背負う投球も4回2死一、三塁でフランコに浴びた中堅への先制適時打以外は得点を許さず、粘りの投球だった。 最速149キロの直球、スライダーを軸にこの日はフォークでも三振を奪った。「前回の試合もフォークで2つ三振をとれたので、それがすごい自信になって今日もピンチの場面でしっかり低めに投げ切れた。ただフランコ選手に打たれたのもフォークで、そこはもうボールでOKの場面だったのでそこに投げきれる割り切りが必要だったかなと思います」と振り返った。 前回6日のロッテ戦では6回2/3を3失点で白星を挙げていた左腕。打線の援護もなく、白星はつかめなかったが、この日も試合はつくった。「今までは2試合連続で抑えたことがなかったので、マウンドでの余裕も少し出てきましたし、バッターを見ながら投げるようにもなってきた。もし次があれば、今回のピッチングも自信にして投げたいです」と語った。
報知新聞社