風姿花伝プロデュース「夜は昼の母」開幕、那須佐代子「節目の公演に相応しい作品に」
風姿花伝プロデュース「夜は昼の母」が本日2月2日に東京・シアター風姿花伝にて開幕した。 【画像】風姿花伝プロデュースvol.10「夜は昼の母」より。(撮影:加藤孝)(他7件) 「夜は昼の母」は、スウェーデンの作家ラーシュ・ノレーンの代表作で、父、母、息子2人から成る家族の崩壊を描いたセリフ劇。日本初演となる今回は、上村聡史が演出を手がけ、岡本健一、那須佐代子、竪山隼太、山崎一が出演する。 開幕に際しプロデューサーでもある那須は「10作目の風姿花伝プロデュースが開幕しました。節目の公演に相応しい強力なキャスト・スタッフにお集まりいただき、スウェーデンの名匠と言われる劇作家ラーシュ・ノレーンの代表作『夜は昼の母』を本邦初演いたします。作家の自伝的要素の強い本作品は四人家族の積年の愛憎の念が噴出してしまうある1日を描いています。演出の上村聡史さんはこの戯曲に『追想の劇』という視点を色濃く取り入れて、地域はもとより時間をも超えた普遍性を炙り出してくださいました」とコメント。「2月末までの上演となりますので、皆様のご来場を心からお待ちしております」と観客にメッセージを送った。 上演時間は休憩を含む約3時間20分。公演は2月29日まで。 ■ 那須佐代子コメント 10作目の風姿花伝プロデュースが開幕しました。節目の公演に相応しい強力なキャスト・スタッフにお集まりいただき、スウェーデンの名匠と言われる劇作家ラーシュ・ノレーンの代表作「夜は昼の母」を本邦初演いたします。 作家の自伝的要素の強い本作品は四人家族の積年の愛憎の念が噴出してしまうある1日を描いています。演出の上村聡史さんはこの戯曲に「追想の劇」という視点を色濃く取り入れて、地域はもとより時間をも超えた普遍性を炙り出してくださいました。 岡本健一さんは作家自身がモデルになっている16歳の弟ダヴィド。山崎一さんは斜陽のホテルを経営する父親マッティン。竪山隼太さんは家に篭りきりの弟や頼りない父に苛立つ兄イェオリ。那須はそんな家族の舵取りに疲弊し体調の思わしくない母エーリンを演じます。 おかげさまで一般前売りは完売ですが、毎公演若干枚の当日券が出る予定です。 2月末までの上演となりますので、皆様のご来場を心からお待ちしております。 ■ 風姿花伝プロデュースvol.10「夜は昼の母」 2024年2月2日(金)~29日(木) 東京都 シアター風姿花伝 作:ラーシュ・ノレーン 翻訳:ヘレンハルメ美穂 演出:上村聡史 出演:岡本健一、那須佐代子、竪山隼太、山崎一