日本の公立小学校に密着『小学校~それは小さな社会~』メイキング映像
話題のドキュメンタリー『小学校~それは小さな社会~』よりメイキング映像が解禁された。 【写真】『小学校~それは小さな社会~』メイキング写真 本作は、イギリス人を父に、日本人を母に持ち、日本の公立小学校に通った山崎エマ監督が小学校に密着したドキュメンタリー。また、本作から生まれた短編版『Instruments of a Beating Heart』がアカデミー賞「短編ドキュメンタリー部門」のショートリストに入った。日本人監督による日本題材の作品がこの部門で候補に入るのは初である。 この度解禁されたメイキング映像では、山崎エマ監督が日本の公立小学校に1年間密着し、コロナ禍での教育現場を撮影する様子が捉えられている。 撮影は2021年4月から1年間、150日、700時間にわたり行われ、監督自身の小学校滞在時間は4,000時間に及んだ。主に1年生と6年生を追った映像には、子どもたちの生き生きとした学校生活や、困難な時期に教育に悩む教師たちの姿が収められている。 山崎監督は「日本の教育に光を当てたいと思い続けて10年、このような形で作品が注目を浴び、感無量です」とコメントし、「社会の未来を作ってくださっている教育関係者の皆様に敬意を表します」と語った。 12月13日(金)より公開後、山崎監督は毎日舞台挨拶を行っており、連日盛況が続いている。 山崎エマ監督コメント 日本の教育に光を当てたいと思い続けて10年、このような形で作品が注目を浴び、感無量です。 世界中の教育現場で、日々次世代の育成に向き合い、社会の未来を作ってくださっている教育関係者の皆様に敬意を表します。 これは、中学生の頃から映画監督を目指し、情熱と覚悟をもって音と映像で何かを伝える自分流のドキュメンタリー制作と向き合ってきたご褒美と思いつつも、これからさらに精進していきたいと思います。 今の自分を作ってくれた家族や仲間、撮影時はお腹の中にいて日々もっと良い未来に貢献していきたいと思わせてくれる息子、本作を一緒に制作したチーム、そして撮影にご協力頂いた多くの方々に感謝申し上げます。 『小学校~それは小さな社会~』は全国にて公開中。
シネマカフェ シネマカフェ編集部