【有馬記念2024】有馬といえばサイン馬券!今年の出来事からレースを予想
パリ五輪馬術でメダル獲得の『初老ジャパン』
夏に行われたパリオリンピック2024では日本が20個の金メダルを含む45個のメダルを獲得。金メダル数、総メダル数ともに海外で行われた夏季オリンピックでは過去最多の記録となった。総合馬術団体では銅メダルを獲得し、これは日本にとって92年ぶりの馬術のメダル獲得の偉業。JRAは馬術を含む馬事振興に力を注いでおり、これは是非予想に役立てたい。 総合馬術団体のメンバーはその年齢層の高さから『初老ジャパン』の愛称でも話題の中心となり、ユーキャンが発表する「新語・流行語大賞」ではトップテン入りを果たした。メンバー最年長の大岩義明は1976年生まれで、ディープボンドに騎乗する幸英明とは同い年。また、そのディープボンドも牡馬7歳で今年の有馬記念のメンバー中2番目の年長馬だ。初老ジャパンばりの人馬の『深い絆』で、幸とディープボンドにも激走を期待したい。
大谷翔平ばりの(?)二刀流
野球ではMLBのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平が50-50達成などの大活躍でチームのワールドシリーズ制覇に貢献。自身もナショナル・リーグのMVPに輝いた。大谷といえば代名詞の『二刀流』だが、今年の有馬記念にも芝・ダート両重賞の勝利経験のある『二刀流』のハヤヤッコが参戦予定。 今季は怪我の影響でピッチャーの役割は封印した大谷だが、ハヤヤッコも(2年前を最後にダートレースへの出走がないというところではあるが)今年はここまで芝レースにしか出走していない。大谷よろしく、2024年を『一刀流』で過ごした白毛の人気者は大舞台での特大ホームランを虎視眈々と狙っているだろう。
プロ野球日本一の横浜DeNAといえば『星』
プロ野球は横浜DeNAベイスターズが26年ぶり3度目の日本シリーズ制覇を達成。対戦相手の福岡ソフトバンクホークスに2勝を先取されながらも自慢の打線が爆発し怒涛の4連勝で栄冠を手にした。「青い」帽子の4枠7番に入り、馬名にチーム名と共通点のあるスターズオンアースは要注目だろう。 桜花賞、オークスを勝っている本馬にとって、この有馬記念を勝てば『3度目』のG1勝利となる点もサインの匂いを感じさせるポイントだ。近2走は馬券外に敗れるレースが続いているものの、2連敗からも諦めなかったベイスターズのような逆襲を見せてもらいたい。
いかがだっただろうか。正直こじつけのような部分の強いサイン馬券だが、有馬記念は年に一度の競馬の祭典。今年は特にメンバーの実力が拮抗した難解なレースであることから、取捨選択に迷ったら今年1年を思い出し、サインに頼ってみるのもアリだろう。
福島啓 Kei Fukushima