「富富富」飲食店でPR 県内外58店舗で新米フェア 限定メニュー提供
●池田さん「ノドグロ土鍋」に感動 富山県は5日、県産ブランド米「富富富」の新米をアピールするフェアを始めた。都内でキックオフイベントが行われ、南砺市出身の俳優で「富富富」ナビゲーターの池田航さんが「富山の人たちのおいしいお米を作りたいという思いが詰まっている」と魅力を語った。フェアは県内外の飲食店58店舗で11月3日まで行われる。 フェアに参加する銀座の会席料理店「銀座方舟」で行われたイベントでは、期間限定メニューの「富富富とノドグロを使った土鍋ご飯」を池田さんが試食した。池田さんは「めちゃくちゃおいしい。粒が立っている」と感動を口にした。津田康志県農林水産部長が品種の特長を説明した。 フェアでは県内39店舗、首都圏など19店舗で富富富を使ったすしやドリア、親子丼など多彩な限定メニューが提供される。 ●日本橋館でも魅力を紹介 フェアに合わせ、東京・日本橋の県アンテナ店「日本橋とやま館」でも富富富フェアが始まり、パネルなどで県産米の魅力を紹介した。5日は池田さんが店頭に立ち、来館者においしさを伝えた。同館のフェアは24日まで。 富富富は今年、前年を上回る1万トンの出荷を見込んでいる。