640キロ走れて導入特別価格495万円 BYDスポーツセダンEV「シール」、日本発売
中国の電気自動車(EV)最大手の比亜迪(BYD)の日本法人は25日、日本市場投入第3弾となるスポーツセダンのEV「SEAL(シール)」を発売した。後輪駆動と四輪駆動の2タイプがあり、導入記念キャンペーン特別価格が495万円からと発表された。 東京都内で開かれた発表会で、東福寺厚樹社長は「シールは単なる新型車の追加ではない。ブランドをけん引するフラッグシップモデルであり、日本のEV市場の潮目を変える存在にしたい」と述べた。 後輪駆動モデルはモーター最高出力312馬力で、停止状態から時速100キロまでの加速は5.9秒。1充電走行距離は640キロ。四輪駆動モデルはフロントにも217馬力のモーターを搭載し、時速100キロまでの加速は3.8秒。1充電走行距離575キロとなっている。 メーカー希望小売価格は後輪駆動が528万円、四輪駆動が605万円だが、1000台限定で導入記念の特別価格を設定し、それぞれ495万円と572万円とした。 今後も新型車種を毎年1車種以上、継続的に導入していくという。