「35年の歴史が生んだ至高の一足」ストリートを席巻する“ASICS SportStyle GEL-LYTE III "DRIED ROSE"”をスニーカー系ライターが徹底リポート
2025年に誕生35周年を迎えるGEL-LYTE III(ゲルライト スリー)。数々の名作を生み出してきた「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」のクリエイティブディレクターである国井栄之氏が、デザインクリエイターとして参画するスペシャルプロジェクトの第2弾が発表されました。この日本から世界に向けて発信されるプロジェクトでは、アシックスのエポックメイキングをモダンに再生させる事をテーマに行われており、その歴史的意義と革新性を再び現代に甦らせるものです。 ⇒【写真】ASICS SportStyle GEL-LYTE III OG "DRIED ROSE"の詳しい画像を見る(全6枚)
試し履きしたのは【ASICS SportStyle/GEL-LYTE III OG "DRIED ROSE"】
ASICS SportStyle GEL-LYTE III OG "DRIED ROSE" ¥19,800 (税込) GEL-LYTE IIIは、1990年にアシックスが初めて発表した革新的な軽量ランニングシューズで、特に注目されるのは「スプリットタン」と呼ばれる独自のシュータン構造です。通常のシュータンとは異なり、縦に大きく二分割されたデザインが足にしっかりとフィットし、ランニング中の安定感と快適さを飛躍的に高めました。この機能美とユニークなデザイン性が、多くのスニーカーヘッズやランナーたちから愛され続けています。 今回のモデル「Dried Rose」は、その名の通り、落ち着いたローズカラーを基調にしたエレガントなデザインが特徴です。この新作は、2014年にリリースされたGEL-LYTE Vの『mita sneakers』とのコラボレーションモデルのデザインコンセプトを踏襲しながら、GEL-LYTE III特有のレトロモダンな雰囲気を引き立てています。 ゲルライトスリーのアイデンティティと言える「スプリットタン」は、今作ではジップ仕様へと変貌を遂げ、ギア感を高めつつスリップオンとして着用可能にアレンジされています。 「CHAIN LINK FENCE(金網)」に「東京改」を組み合わせたグラフィック入りインナーソールなど、ミタスニコラボに見られるお馴染みのディテールを採用しています。 このプロジェクトは、過去の名作をオマージュしつつも、現代のファッションシーンにおいても強く支持されるであろう、タイムレスな魅力を放つデザインへと進化を遂げています! 文・撮影/本間新
MonoMaxWeb編集部