ヤクルト・吉村貢司郎、21日巨人戦先発有力 奥川と「どんどん刺激し合っていければ」
ヤクルト・吉村貢司郎投手(26)が18日、埼玉・戸田市内の球団施設で行われた先発投手練習に参加。交流戦明けの初戦となる21日の巨人戦(東京ドーム)での先発が有力で、チームを勢いづける快投を誓った。 【写真】投手練習で調整する吉村と奥川 「しっかりと勝てるように頑張っていきたい」 東京ドームは好相性の球場だ。社会人の東芝時代には同球場で開催される都市対抗大会に3年連続で出場(うち1度はENEOSの補強選手)。計14回⅔を投げ、防御率1・23を誇った。5月1日には東京ドームでの巨人戦にプロ2年目で初めて臨み、7回無失点で勝利投手に。いい思い出を重ねており「悪いイメージはない」と言い切った。 交流戦終盤には、1歳下で4年目左腕の山野、右肘痛などを乗り越えた3歳下で5年目の奥川が今季初登板で白星をつかんだ。先発投手の争いが活性化する中、チームトップタイの4勝を挙げている右腕は「どんどん刺激し合って、頑張っていければいい」ときっぱり。若い力が競い合い、5位タイからチームを上位へ押し上げる。 21日からの巨人3連戦は、吉村、サイスニード、ヤフーレが先発するとみられる。若きエース候補が相性のいい球場で先陣を切る。(武田千怜)