上白石萌音×京本大我『霊験お初』に坂東彌十郎、満島真之介、髙嶋政宏、倉科カナ、野波麻帆、味方良介、和田正人、宮野真守が出演
<和田正人 コメント> お話をいただいた際、原作が宮部みゆきさんの、時代小説とホラーを融合させて描き上げた意欲作と伺いました。 「これは、東映京都さんの歴史と技術を詰め込んだ、スゴい化け物役を演じられるんじゃないか?」 と、役者冥利に尽きる喜びを抱いておりましたが、それもつかの間。いただいた役は、殺陣ありおとこ気ありの、しっかりとカッコいい立ち回りを演じる赤穂浪士役。 まさか、このような役柄を与えていただけるとは思いも寄らず、別の意味で、足がすくむ思いでした。 ひと味違う時代劇の面白さが詰まった、エンターテインメント作品となっております。ぜひ、お楽しみにしていただければと思います。
<宮野真守 コメント> このような形でオファーを頂けることに驚きを感じましたが、とても光栄でした。“時代劇”としてのドラマ出演はほぼ初めてですし、何より、“初の太秦”にドキドキしました。 上白石萌音さん、京本大我さんと共演できることがとてもうれしかったのですが、お2人も喜んでくれていたとお聞きして、幸せでした。限られたシーンではありましたが、お芝居を交わせたことがうれしかったですし、オフの時間でも、アニメの話だったり、「3人とも帝劇経験者だね」なんて言って盛り上がっていました(笑)。 僕が演じる小野重明は、京本さん演じる右京之介の叔父で、武家に生まれながらも、自分の生きる道を自分で決め、前に進むことができる、精神力を持っている人です。右京之介にとっても、すごく大事な役割を担う人物なので、演じる上では身の引き締まる思いでした。そして、髙嶋政宏さんとは、以前共演させていただいた舞台では“宿敵”の役だったので、今回“兄弟”の関係になれたのも、面白かったです(笑)。 時代劇でありながらもミステリーとファンタジー要素が絶妙で、僕自身、ワクワクが止まりませんでした。やはり宮部みゆきさんの作品はすごいなと、物語が進むたびに、感嘆の息が漏れました。時代劇、怪奇現象、推理・ミステリーが見事に融合しています! そして、ストーリー展開には考えさせられるものがあり、人間の奥深さも感じられる作品です。どうぞご覧になって、たくさんのものを受け取ってください!
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