"服屋で働くロリコンコスプレイヤー"月海つくねさん 高校卒業後は会社員「制限されるのが嫌だった」
今年の8月に開催されたコミックマーケット102(以下、C102)に初参加し、その様子を報道番組『THE TIME,』(TBS系)に密着取材されたことで大きな話題を呼んだ福岡出身のコスプレイヤー・月海つくねさん。Xの自己紹介欄に書いてある自身のキャッチコピーは「服屋で働くロリコンコスプレイヤー」。現在は福岡にある服屋で働きながらコスプレ活動に勤しむ毎日だという。インタビュー後編では学生時代の話しや趣味など、プライベートについて迫ってみた。(前後編の後編) 【写真】「服屋で働くロリコンレイヤー」月海つくねさんの撮り下ろしカット【5点】 ――普段は服屋で働かれているそうですが、それ以外の仕事をしていた時期はありましたか? 月海さん 高校を卒業してからは2年半ほど会社員をしていました。ずっと服が好きだったので、(服屋で)働きたいとは思っていて、我慢の限界が来たときに「転職する!」と決断しました。 ――会社員が嫌だったわけではないんですね。 月海さん 制限されるのは嫌でしたね。私は派手なメークが好きですし、好きな髪型で働きたい。でも、会社員だと黒髪にしかできないので「一生これは嫌だな」と思って「服屋で働きます」と言って、(会社を)辞めてから面接を受けにいきました。 ――辞めてから面接とはチャレンジャーですね。今働かれているところはどういった服を取り扱っているんですか? 月海さん メインは地雷系で、その他には「VISION」(ビジョン)「BEN DAVIS」(ベンデイビス)「adidas」などがあります。 ――服屋で働いていることは、ご自身のキャッチコピー(服屋で働くロリコンコスプレイヤー)にも使われていますよね。 月海さん もうそのまんまですね。コスプレを始めた頃からずっと「ロリコンレイヤー」とは付けていたんですけど、こんなにフォロワーさんが増えるとは思っていなくて、恥ずかしいので変えようかなとも思っています…(笑)
学生時代は“意外にも”バスケ部
――コスプレと服以外に趣味はありますか? 月海さん 今はコスプレばかりになってしまったのでもうやってはいないんですけど、以前は絵を描くのが好きでした。あと、高校生の時はラノベにハマっていましたね。 ――何を読まれていたんでしょう? 月海さん 『ノーゲーム・ノーライフ』を図書館で借りてずっと読んでいました。当時はめっちゃ読書していたんですけど、今は小さい文字が読めなくなってしまったので、読むとしても漫画だけ。アニメの方が好きになりましたね。 ――趣味は変化していくものですからね。よく観るアニメを教えてください。 月海さん 基本的にラブコメなんですけど、異世界系も少し見ています。かわいい女の子がいっぱい出てくる作品が好きなんですよ。 ――女の子が好きなんですね。 月海さん 特に小さくてかわいい子が好きです。洋服も女の子もかわいいからメイドカフェが好きで、昨日もアキバのメイドカフェに行ってました!福岡のメイドカフェもよく行くんですけど、メイドカフェよりコンカフェ(コンセプトカフェ)が多くて、私はコンカフェにかわいい推しがにいるので、よく会いに行ってます。 ――メイドカフェではオムライスにおまじないをかけたりするんですか? 月海さん めちゃくちゃ恥ずかしいんですけどやります(笑) ――クラスではどういったキャラクターでした? 月海さん ずっと本を読んでるけどめちゃくちゃ優等生ってわけでもなく普通でした。明るいグループではなくて、仲のいい子と遊んでいましたね。性格自体は今と変わっていなくて、友だちからも「落ち着いている。大人っぽいね」と言われていました。 ――一方で、バスケをされていたとか。 月海さん 小中だけやっていました。本当に頼りない部員だったと思います(笑)。バスケ部って明るいイメージがあると思うんですけど、私は人見知りであまりしゃべる方ではなかったですね(笑)。
ENTAME next編集部