TBS「サンモニ」、19日放送の「共同親権」報道で謝罪と訂正…膳場貴子アナ「先週の放送に関して訂正をさせていただきます」
TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)は26日、先週19日放送での「共同親権」での報道について謝罪と訂正を行った。 同番組は21日の番組公式ホームページで「5月19日放送についてお詫びと訂正」とし「5月19日の放送で「共同親権」の問題をお伝えする際に、離婚の原因として計42.4%という数字をフリップで示して、法務省公表の実態調査で「精神的な暴力、経済的な暴力、そして身体的な暴力が、あわせて4割にのぼります」とお伝えしましたが、正しくは「精神的な暴力が21.0%、経済的な暴力が13.5%、身体的な暴力が7.9%」と個々の数字を示すべきでした」と明らかにし「調査は複数回答が可能なもので、合算したことは誤りでした。お詫びして訂正致します」と謝罪と訂正を行っていた。 番組の最後に司会の膳場貴子アナウンサーが「先週の放送に関して訂正をさせていただきます」と伝え、同局の駒田健吾アナウンサーが「共同親権の問題をお伝えした際にDV、家庭内暴力への対応が焦点のひとつになっていることの背景などを説明する中で法務省が行った離婚の原因調査を引用しました」とし、法務省がホームページで公開しているデータをフリップで紹介した。 その上で調査は複数回答が可能だったことを明かし「番組では、離婚の原因に暴力をあげる人がどのぐらいいるのか?このうち3つの項目、身体的な暴力、精神的な暴力、経済的な暴力をあげまして『あわせて4割にのぼります』というコメントと共に円グラフを示しました。しかし、複数回答が可能でしたので3つの項目を合算したこと、円グラフで示したことは誤りでした。個別の数字をそれぞれ示すべきでした。お詫びして訂正します」と謝罪した。 これを受け膳場アナは「はい」とし「それでは今週の予定も見ていきましょう」と27日の日中韓首脳会談など今週の予定を紹介し「ではサンデーモーニング、今朝、このあたりで失礼します。どうぞよい日曜日をお過ごしください」と伝え番組は終了した。
報知新聞社